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Zum schiffen

2011/06/24 (金)  カテゴリー/ドイツデュッセルドルフ・ミュンスター旅ビール

Zum shiffen
日本人駐在員も多く住むドイツの街、デュッセルドルフ
歴史を感じさせる建物が多く残る旧市街にある有名なお店です。
創業は1628年。日本は江戸幕府3代将軍、徳川家光のご時世です。
長い歴史の中では数多くの著名人が訪れました。
P1120379.jpg    P1120378.jpg
1811年にはナポレオンがこの店を訪れ戦勝を祝ったとか。史跡を見る気分です。
ナポレオンが座った席は「Napoleon-Ecke」として、その胸像と共に残されています。
風格のある店構えですが、何度か戦火に焼け、現在の建物は20世紀に入ってから再建されたものとか。

店の古い柱には
「Das ist der Heimat ewig neue Kraft, die aus derm Alten stets das Neue Schafft」
―この土地は故郷であり我が故郷は古きより新たを生み出す力を持つ
という言葉が刻まれています。

デュッセルドルフのビールといえばいわずもがな「アルトビール」です。

P1120373.jpg
私が行ったときはガスが強すぎてピリピリとした刺激が
せっかくの味を邪魔していたのが残念でした。

ブドウの収穫期にはライン河の贈り物「フェダーバイザー」が届きます。
これは、発酵途中のワイン。ワインになる前の子供のワインです。
アルコール度数は低く、リンゴを齧ったような爽やかな果実感があります。
時間が経つと発酵してしまうのでワインの名醸地に近い土地でしか飲むことができません。

P1120375.jpg
この店のものは、おそらくフィルターをかけて酵母を抜いたものでしょう。
水っぽさがありますが、ビアクルーズに疲れたら試してみるのも良いかもしれません。


「Zum schiffen」
営業時間: 11:30~25:00
所在地 : hafenstrasse 5  Duesseldorf ドイツ
http://www.brauerei-zum-schiffchen.de/

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アルトビール

2008/11/02 (日)  カテゴリー/ドイツデュッセルドルフ・ミュンスター旅ビール

デュッセルドルフには「アルトビール」という
芸術的なビールがあります。

「美味しいっっ」と片足がピョコンと上がってしまったビール
(私はそれを尻尾が出てしまうといっていますが)
それはデュッセルドルフで飲んだアルトビールです。

アルトビール、直訳すると「古いビール」という意味になりますが
ビール自体は新鮮さが命です。

アルトビールの原型は12世紀には誕生していました。
15世紀に新しく登場した下面発酵に対し、
古くからの伝統的な上面発酵で作られたことからこう呼ばれました。

通常上面発酵では熟成を高い温度で行うのですが
このビールは低温で時間をかけて熟成させているため
クリーンでフルーティなビールです。

よく炒った麦を使っているためビールの色は赤銅色からブラウンです。
麦芽の味はミディアム、ホップの味と香りは弱いものも強いものもあります。

専用のグラスは200mlの細いタンブラー
さほど多くは無いので冷たいうちに飲みきれます。
(そしてお代わりをする)
買い物の途中や仕事帰りにちょっと飲むのにも適しているのも
お気に入りの理由のひとつです。

直営店では樽に栓をつけて直接グラスに注がれます。
ガスを使わないのでビールに溶け込んだ細かで心地よい炭酸です。

席に着くと何も言わずとも、グラスが目の前に置かれます。
そしてコースターに一本線を引いてくれます。
グラスが空くといいタイミングで
お盆をもったお兄さんが現れて一杯置いて、線を一本。

話に夢中になっていると、頼んでもいないのに
グラスを置かれてしまいます。
もうこれでオシマイのときは
コースターをグラスの上に乗せて蓋をします。
(日本の椀子蕎麦のようですね。)

お会計は、テーブルで。 伝票はコースター
引かれた線が飲んだグラスの数ですから分かりやすいものです。

旧市内には4つの伝統的なブルワライがあります。

これまでのブログでは客観的な事実だけを伝えて
飲んだ感想はできるだけ載せないようにしていましたが
今回はちょっと紹介しましょう。


Uerige ユーリゲ
P1050306_convert_20081102011601s[1]    画像 006

麦芽の甘さとホップの苦味、炒った麦の香ばしさ、爽やかなホップの香りが
どれも邪魔することなくお互いを引き立てあっている。
それに上面発酵ならではのフルーティさもわずかに感じられる。
心地よい余韻が次の一口を誘う。
どんな言葉を並べてもこの美味さを讃辞することはできません。

Ueige ホームページ
http://www.uerige.de/home.html


Zum Schlussel ツムシュリュッセル(鍵)

d-3s[1]    画像 017

鍵がシンボルマーク。
飲み込んだ後も歯茎に心地よい苦味が残る。

Zum Schlussel ホームページ
http://www.zumschluessel.de/


Brauerei Schumacher ブラウライシューマッハ
画像 025    画像 030

苦味も甘みも中程度。
どれも飛びぬけて目立つ味はなく飲みやすい。

Brauerei Schumacher ホームページ
http://www.brauerei-schumacher.de/index2.html


Im Fuchschen イムフューシェン(小キツネ)
d-2s[1]    画像 016

Im Fuchschen ホームページ
http://www.fuechschen.de/ キツネが可愛らしいページです



それに郊外には
Schlosser (シュロッサー)
Dievels(ディーベルス)などがあります。
2つはドイツ国内で広く流通しているメーカーです。




ところで、ミュンスターにもアルトビールがあるのをご存知ですか?

こちらのほうが歴史は古く、13世紀からアルトビールの名産地でした。

そこでミュンスターにも立ち寄ってアルトビールを賞味してきました。
そして友達にも勧められて行ったのは、

Pinkus Mullerのアルトビール。
画像 201    画像 200


ミュンスターアルトの味について、
文献と相違があったので私のメモを載せます。


Pinkus Muller (ミュンスターアルト)
「色は濃いゴールド、赤味はない。
炭酸を強く感じるが辛さは弱く華やかで丸みがある。
デュッセルドルフのような炒った麦の香ばしさとボップの苦味はない。
ケルンのケルシュにも似ているがそれよりも麦のうまみが濃い」

しかし後から読んだ文献には
「ミュンスターアルトはやや酸味があり赤色がやや強い」と書いてありました。
私が味わったものは少し違います。 ん? なんだったんだろ?

またミュンスターに行かなきゃ!

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