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ミュンヘンのオクトーバーフェスト

2008/10/26 (日)  カテゴリー/世界のビールお祭り

ビールのお祭りといえば秋に開催される世界最大のビールの祭り
オクトーバーフェストが有名です。

リューデスハイムからミュンヘンに里帰りしてオクトーバーフェストに行ってきました。
熱気ムンムンのお祭り騒ぎをリポートします。


【歴史】
祭りの起源は1810年。
バイエルンの皇太子ルードリッヒ1世とテレージアの結婚式の催し物として
この地で競馬が催されたのが始まりです。
ルードリッヒ1世は古代ローマに関心が強く、
後にミュンヘンの町にローマ風の建築物を多く建てた王です。
ちなみに孫はノイシュバンシュタイン城を作ったルードリッヒ2世。

結婚式に古代オリンピック競技会のようなスタイルの祭りを開いたとか。
これが市民に大うけで、毎年のように開催されるようになったそうです。
しかしそこはビール好きのミュンヘン子のこと。
次第にビールを出す店が増え、今のような形になったとか。


【期間】
祭りは10月の第一日曜日を最終日として16日間開催されます。
今年は9/20から10/5まで開催されました。
平日は10:00~23:30
週末、祝日は9:00~23:30


【会場】
会場はミュンヘン中央駅の西
「Theresienwiesse テレージエンヴィーゼ」(テレジアの牧という意味)です。
会場の広さは42ヘクタール。 つまり東京ドーム約9個分!

最寄の駅は
Sバーン Hackerbrucke
Uバーン Theresienwisse
Goetheplatz
Poccistrsse
Schwanhalerhohe
駅は遅い時間、混雑していました。中央駅から歩いて行くこともできます。

ここに14のテントが立ち、600万人以上の人が訪れます。
哀れ!102頭の牛、22万本のソーセージ、46万羽のチキンが
人々の腹に納まったそうです。
P1040632.jpg


【ビール会社】
お祭りにビールのテントを出せるのはミュンヘン市内の伝統的な6つのビール会社だけです。
アウグスティーナ、
シュパーテン、
パウラナー、
ハッカープショール、
ホフブロイ、
レーベンブロイ

最近、カルテンベルクも名乗りを上げたそうですが敢え無く却下されたそうです。
王家の血を引くカルテンベルクとしては
「先祖が始めたお祭りなんですけど」といったところでしょうが、そうは問屋が卸さない。

しかし、アウグスティーナとホフブロイ以外は外国の資本が入っているので
「ミュンヘンのビール」とは言い切れなくなってしまったと、
ビールを愛して止まないドイツ人は話していました。
P1040659.jpg


【おいしいビール】
提供されるビールは「メルツェンビール」です。
3月に仕込む特別なビールです。
冷蔵庫のない時代、夏の暑い期間を超すために特に念入りに作られていました。
甘みとホップの苦味が程よいバランスで大変飲みやすいビールです。

マスと呼ばれる1リットルジョッキで提供されます。
テアンドルを着たテーブル担当の給仕さんを見付けて注文すると、
しばらくの後に大混雑のテント内をマスを10も手にしてスイスイ駆け抜けて来て
「これでどうだ!」とドカンとテーブルに置いてくれます。
一杯のお値段はテントによって違いますが、8~9ユーロほど。
P1040654.jpg


【祭りの初日】
お祭りは正午にミュンヘン市長とミュンヒナーキンドルに化けた女性が
パウラナーの樽に注ぎ口を打ち込み
「O’zapft is!」(酒が出たよ)と
高らかに宣言することから始まります。

朝8時から並ばないと席を確保することは難しいとか。
残念ながら私は初日には行けなかったのですが、
幸運なことに初日に参加できた友達が興奮気味に話すには、
バンドと客の息のあったカウントダウンでビールの口が開けられると、
それまでじっと我慢していた客同士で
ビールの争奪戦が始まったということでした。 ドイツらしい光景です。


【パレード】
2日目には市内でパレードが開かれます。
市長とミュンヒナーキンドルに扮した女性を先頭に
馬に引かれたビールの樽、
民族衣装に身を固めたミュンヘンっ子の列が2時間も続きます。


【体験リポート】
私が参戦したのは第2週目の3日間。昼間は比較的空いていましたが、
夜にもなると会場は大混雑でした。

会場は移動遊園地になっています。
お化け屋敷と絶叫マシーンの多いこと!
メリーゴーランドなんて可愛らしいものは皆無です。
回転系の絶叫マシーンの操作室はDJブースも兼ねていて
ドイツ人のお兄さんがビールと音楽とそんな自分に酔ってノリノリで操作しているので、
開放されるこころにはみんな足元がフラフラです。
しかしみんなスッキリした良い顔をしていました。
P1040723.jpg

ビールのテントはそれぞれテーマを決めて飾り付けていました。
馬場を模したシュパーテン、天国の空を描いたハッカープショールなど、
遊園地とは打って変わってどれも夢のような世界です。
P1040658.jpg    P1040635.jpg


私たちは入場制限がしかれる前にホフブロイのテントに滑り込みました。
空いている席を見つけてビールを注文すると、
すでに何杯目かのジョッキを空にしたドイツ人に「よく来たな」と抱擁されました。
ビールを飲めば皆知り合いといった様子です。

日暮れと共に会場の熱気はどんどん上がっていき、
気が付けば私も長椅子の上に引き上げられ、
生演奏に合わせてジャンプジャンプしていました。

ドイツの長いすの耐久性はスゴイ!
お腹の大きいオジサマ達が乗って足を踏み鳴らしてもびくともしません。

曲の合間に乾杯の音楽が流れ、周りのテーブルの人たちと乾杯です。
可愛い子が見つかればテーブルを飛び越えてわざわざ乾杯をしに来る若者もいて大賑わい。
会場は笑いと音楽の渦。 会話をするのは耳元でどなってやっとです。

1リットルものビールなんて飲みきれないと思いきや
生演奏に合わせて歌って踊ってご近所さんと乾杯しているうちに、
ジョッキがあっという間に空になりました。

とはいうものの、私は2杯でリタイアでした。
ドイツ人男性は一日でこれを4~5杯は平らげるそうで。
彼らに飲まれたビールはどこに消えていくのでしょうか?底なしです。
彼らの胃袋とアルコール分解酵素は底なしです。

歌って踊れば喉も渇き、ますますビールが美味しいというものです。

http://www.muenchen.de/Tourismus/Oktoberfest/Oktoberfestnews/263137/wiesnschlussbericht.html


【フォルクスフェスタ】
ドイツには「フォルクスフェスタ」という名で
各都市でお祭りが開かれています。
必ずしもビールがメインではなく、小さな町になればなるほど
「家族サービスの場」の様子が強くなっていきます。

ハイデルベルクではビールのテントは1件のみで
会場の一角はフリーマーケットになっていました。

シュットガルトのフォルクスフェスタはドイツでも
ミュンヘンに次ぐ知名度。
次回はシュットットガルトのフォルクスフェスタをリポートします。
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テーマ : ビール - ジャンル : グルメ

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