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アルトビール

2008/11/02 (日)  カテゴリー/ドイツデュッセルドルフ・ミュンスター旅ビール

デュッセルドルフには「アルトビール」という
芸術的なビールがあります。

「美味しいっっ」と片足がピョコンと上がってしまったビール
(私はそれを尻尾が出てしまうといっていますが)
それはデュッセルドルフで飲んだアルトビールです。

アルトビール、直訳すると「古いビール」という意味になりますが
ビール自体は新鮮さが命です。

アルトビールの原型は12世紀には誕生していました。
15世紀に新しく登場した下面発酵に対し、
古くからの伝統的な上面発酵で作られたことからこう呼ばれました。

通常上面発酵では熟成を高い温度で行うのですが
このビールは低温で時間をかけて熟成させているため
クリーンでフルーティなビールです。

よく炒った麦を使っているためビールの色は赤銅色からブラウンです。
麦芽の味はミディアム、ホップの味と香りは弱いものも強いものもあります。

専用のグラスは200mlの細いタンブラー
さほど多くは無いので冷たいうちに飲みきれます。
(そしてお代わりをする)
買い物の途中や仕事帰りにちょっと飲むのにも適しているのも
お気に入りの理由のひとつです。

直営店では樽に栓をつけて直接グラスに注がれます。
ガスを使わないのでビールに溶け込んだ細かで心地よい炭酸です。

席に着くと何も言わずとも、グラスが目の前に置かれます。
そしてコースターに一本線を引いてくれます。
グラスが空くといいタイミングで
お盆をもったお兄さんが現れて一杯置いて、線を一本。

話に夢中になっていると、頼んでもいないのに
グラスを置かれてしまいます。
もうこれでオシマイのときは
コースターをグラスの上に乗せて蓋をします。
(日本の椀子蕎麦のようですね。)

お会計は、テーブルで。 伝票はコースター
引かれた線が飲んだグラスの数ですから分かりやすいものです。

旧市内には4つの伝統的なブルワライがあります。

これまでのブログでは客観的な事実だけを伝えて
飲んだ感想はできるだけ載せないようにしていましたが
今回はちょっと紹介しましょう。


Uerige ユーリゲ
P1050306_convert_20081102011601s[1]    画像 006

麦芽の甘さとホップの苦味、炒った麦の香ばしさ、爽やかなホップの香りが
どれも邪魔することなくお互いを引き立てあっている。
それに上面発酵ならではのフルーティさもわずかに感じられる。
心地よい余韻が次の一口を誘う。
どんな言葉を並べてもこの美味さを讃辞することはできません。

Ueige ホームページ
http://www.uerige.de/home.html


Zum Schlussel ツムシュリュッセル(鍵)

d-3s[1]    画像 017

鍵がシンボルマーク。
飲み込んだ後も歯茎に心地よい苦味が残る。

Zum Schlussel ホームページ
http://www.zumschluessel.de/


Brauerei Schumacher ブラウライシューマッハ
画像 025    画像 030

苦味も甘みも中程度。
どれも飛びぬけて目立つ味はなく飲みやすい。

Brauerei Schumacher ホームページ
http://www.brauerei-schumacher.de/index2.html


Im Fuchschen イムフューシェン(小キツネ)
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Im Fuchschen ホームページ
http://www.fuechschen.de/ キツネが可愛らしいページです



それに郊外には
Schlosser (シュロッサー)
Dievels(ディーベルス)などがあります。
2つはドイツ国内で広く流通しているメーカーです。




ところで、ミュンスターにもアルトビールがあるのをご存知ですか?

こちらのほうが歴史は古く、13世紀からアルトビールの名産地でした。

そこでミュンスターにも立ち寄ってアルトビールを賞味してきました。
そして友達にも勧められて行ったのは、

Pinkus Mullerのアルトビール。
画像 201    画像 200


ミュンスターアルトの味について、
文献と相違があったので私のメモを載せます。


Pinkus Muller (ミュンスターアルト)
「色は濃いゴールド、赤味はない。
炭酸を強く感じるが辛さは弱く華やかで丸みがある。
デュッセルドルフのような炒った麦の香ばしさとボップの苦味はない。
ケルンのケルシュにも似ているがそれよりも麦のうまみが濃い」

しかし後から読んだ文献には
「ミュンスターアルトはやや酸味があり赤色がやや強い」と書いてありました。
私が味わったものは少し違います。 ん? なんだったんだろ?

またミュンスターに行かなきゃ!
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シュトットガルトのビール祭り

2008/11/02 (日)  カテゴリー/世界のビールお祭り

ドイツのビール祭りといえばオクトーバーフェストだけではありません。
ミュンヘンのオクトーバーフェストからやや遅れて開催される
シュットガルトのビール祭りフォルクスフェストもドイツ人には有名です。


【歴史】
このお祭りは1818年にヴェルヘルム1世により
長い飢饉後に収穫祭として開かれたのが始まりです。
(オクトーバーフェスタは1810年が始まり)


【期間】
2008年は9/26~10/12まで開催されていました。


【会場】
会場はシュッットガルト中央駅(Stuttgart)から一駅、
カーンシュタット(Bad-Cannstatte)です。
6.8ヘクタールの会場に10のビアテントが並んでいました。


【ビール会社】
Stuttgarter Hofbrau
Dinkelacker
Schwaben Brau
Furstenberg     の4社
どれも日本にはあまりなじみの無いシュットガルト地元のビールです。


【おいしいビール】
この時期だけ飲めるビールは『フォルクスフェストビール』
お祭りのために作られた特別なビールです。
味はミュンヘンのメルツェンに似ています。 
濃厚な麦の香りにすっきりとしたホップの苦味がプラスされ、
あとをひく旨さです。
P1050048.jpg
1リットルのジョッキで提供されます。
値段はどのテントでも7.9ユーロです。
ラドラーやヴェイツェン、ピルスナーも同じく1リットルで9.7ユーロ。


【パレード】
オクトーバーフェスタ同様、2日目の11時にパレードはスタート。
スタート地点のヒストリッシェンガッセから会場まで
民族衣装を着た人たちの華やかな行列が続きます。


【体験リポート】
秋の香りが濃くなった10月9日、
ビール好きにした友達をひっぱって参加してきました。
電車の窓から2つの大きな観覧車が見え、ワクワクさせられます。

ミュンヘンのオクトーバーフェスタでは夕方から行くとテントに入れないので
今回は早々に、午前11時に会場に到着。
ビールのお祭りに欠かせない移動遊園地、それから大きなビアテント。

しかし移動遊園地は動いていないものがほとんどだし
屋台は商品の搬入途中。
歩いているのは手をつないでお散歩中の老夫婦ばかり。
ローカルなお祭りなので慌てる必要はなかったようです。

でもテントは11時からオープンしています。
空席が目立ちゆったり座れました。 

お気に入りは「Gockelesmaier」のテント。 
美味しい鶏料理を食べさせてくれるテントです。
提供されるビールは「Stuttgarter Hofbrau」です。
鶏がグリルの前でジリジリ焼かれていて
肉の焼ける芳ばしい香りがテントの外まで漂っています。
P1050008.jpg    P1050015.jpg

私たちが肉汁のしたたる鶏の丸焼きにかぶりついている間に
舞台ではバンドがフォルクスミュージックにみんなで歌えるうたを時折混ぜて
お客さんの気をひきます。 盛り上げ上手です。
ビールも入ってウキウキ気分になっちゃった若者達は
ベンチに立ち上がって大合唱です。
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ランチ酒を覚ましに会場内を散歩しました。
移動遊園地もそろそろ稼動をはじめていました。

ジェットコースターに回転ブランコ、お化け屋敷、
チョコレート掛けのフルーツや甘く炒ったナッツを売る屋台
ミュンヘンのものよりもずっと穏やかで、楽しい!
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会場の隣をしずかに流れるネッカー河畔は
秋色に染まっていて落ち着いた美しさでした。

そうこうしているうちにどんどん人が増え、会場はにぎやかになってきました。

日が暮れると、テントはライトアップされ
愉快な歌が聞こえてきます。
音楽も重要な要素らしく、テントを紹介したパンフレットには
バンドもしっかり紹介されていました。

次は「Dinkelacker」のビールを飲もうということで
「Dinkelacker Festzelt」のテントへ。
P1040998.jpg

入場制限はありませんが予約の張り紙をした席が大半。
なんとか席を確保してまた乾杯!
楽しい雰囲気におしゃべりもビールも弾みます。
いい気分になった人たちはベンチに立ち上がって踊っていても
ミュンヘンのように馬鹿騒ぎをする人もいません。
P1050045.jpg

あーーーー楽しかった! と心の底から叫べるお祭りでした。

http://www.wasen.de/

テーマ : ビール - ジャンル : グルメ

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