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ケーニッヒ フォン フランデレン

2009/08/28 (金)  カテゴリー/アウグスブルク旅ビール

「ケーニッヒ フォン フランデレン
           Koenig von Flandern」

アウグスブルクの市庁舎から大聖堂に向かう途中、本屋の地下にお店はあります。
P1080506.jpg   P1080513.jpg

お店の名前「フランデレンの王」そしてアウグスブルクといえば
愛しの「カール5世」に違いない!!・・・と思って意気揚々と乗り込んだのですが
残念ながらお酒の神様「ガンブリヌス」のことだそうです。 チェッ


作っているビールは
ヘレス、デュンケル、 たまにボック、ヴァイツェンがあります。
P1080507.jpg  P1080508.jpg
味は、、、、、
ヴァイツェンは300mlグラスを飲みきることができませんでした。
ヘレスは飲めますがホップが効きすぎていてスタイルから外れています。酵母臭もあり。
ガンブリヌス様、これから美味しい醸造所になりますように!



歴史マニアにとってのアウグスブルク
は3つの意味がある重要な場所です。

「世界最古のステンドグラス」 (11世紀後半)
画像 124  画像 051
  アウグスブルク大聖堂。       ステンドグラス。
文字が読めない市民にとってこれが視覚的に見る神様のお話でした。


「アウグスブルクの宗教和議」 (1556年)
神聖ローマ帝国皇帝にしてカトリックの守護王カール5世がルター派を公認して失意のうちに退位しなくてはならなくなった場所です。    
画像 016  画像 007
        市庁舎の黄金の間            ルターの滞在した聖アン教会  
(ルター以後の建築ですがカール5世の絵があります)


「現存する最古の福祉住宅」 (1521年)
画像 110   
アウグスブルクに本拠地を置くフッガー家は15世紀に貿易で財を成しました。
カール5世の皇帝選挙のときに資金を融通したのはフッガー家(1519年)

悪名高き免罪符で教会を失墜させてルターの宗教改革を招いたレオ10世にも
貸し付けを行っていたのもフッガー家。
「フッガー家に謝金を返すために免罪符を売った」とまで言われるほど。

しかしカール5世に貸し付けを行いすぎて破産してしまった、哀れフッガー家!

歴史の影にフッガー家あり!

でもフッガー家の素晴らしいところは得た富を市民にも分配したところです。
1521年にヤコブ・フッガーは生活に困っている市民の為の住宅を建設しました。
17266905_4115759429s[1]
いまでも塀で囲まれたフッガーライに150人のお年寄りが住んでいます。
家賃は当時から値上がりなしなので、今でもたったの88セント(光熱費別)!
この福祉住宅のすごい所は「貧しい人たちが人からお恵みをもらって生きるのではなく、
自立して生きる」 というコンセプト
で立ち上げたことです。

ちょっと昔の日本の福祉事情は「老いたらおんぶに抱っこ、なんでも面倒を見る」でした。
介護保険も軌道に乗りようやく
「老人が自立した生活を送れるようにサポートする」という体制に代わってきましたが
500年も前にフッガー家は実践していました。

医療従事者である著者には興味深い場所です。



余談ですが、アウグスブルクにはこんなお店もあります。
P1080502.jpg
「ドライカイザー Drei Kieser」3人の皇帝が目印です。
左からカール5世、マキシミリアン1世(祖父)、フェルナンド1世(弟)
歴史オタクのハート鷲掴みにする看板です。



「Koenig von Flandern」
営業時間:11:00~25:00 無休
所在地 :Karolinrnstr.12 Augsburg ドイツ
http://www.koenigvonflandern.de/


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